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2024/04/20 05:11 |
初夏の房総半島林道
XR650Rに乗り始めて約1年。ただ、オンが主体で一度もオフに行けてなかった。
ブロックタイヤにしてからのほうがいいと思ったからである。

前日までの集中豪雨による路面状態が気がかりだったが、天気予報も悪くないし、気温も低めだったので、まぁ行けるとこまで行ってみよう、という事で特に予定のなかった6月後半の土曜日に房総半島の林道に行く事に。
もう少し気温が高くなると水冷ファンなしのXR650Rでちょろちょろ行くのはちとキツい。

前日にルートチェックをして、翌朝は夜明け前の3時半に起床。

・燈籠坂大師の岩堀トンネル

まず向かったのはこちら。岩を掘ったトンネルが圧巻である。

そのトンネルの先にあるのが燈籠坂大師。ついでにお参りをする。

数十段の階段の先にあるのがこちら。小高い丘に位置する眺めのいい場所である。


・金谷元名林道

さて、岩堀トンネルを堪能した所で、いよいよ本日のメインである林道へ。
富津金谷IC近くから始まる金谷元名林道へ。入口から荒れ放題である。

更に分け入ると軽トラでさえも最近入った形跡がないような有様に。

ところどころ岩盤が剥き出しでスリップ転倒しないように慎重に・・・

しばらくして、林道竹岡線への分岐に出るが、「通行止め」の看板が。

ゲートが閉ざされているわけでもなく進入不可能な訳ではないが、
久々の林道なので大人しくこのまま金谷元名線を走り続けることに。

これを見ても、車が通った形跡がない事があきらかである。

途中でかなり大きな落石が道の半分を塞いでいた。

何のトラブルもなく、金谷元名線を走破し、海岸沿いの保田駅に到着。
長狭街道を東に向かい、次なる林道、山中林道へ。

・山中林道

2009年度ツーリングマップルには「H20現在 土砂崩れのため通行不可」と記載があるが、
行けるとこまで行ってみる事に。
と、県道182号線からの分岐の看板に通行止めを示す赤い×が(写真中央)。


まぁ、行けるとこまで行ってみるか・・・。
が、しばらく行くと自動車が止められておりそれ以上行けない。ちょうど近くの畑でネギを採っていたおばぁちゃんがいたので聞いてみると、「随分前に土砂崩れがあって、今はもう人も通れない」との事。「人も通れない」って復旧する気はゼロだな、と思いつつ長狭街道に戻り、少し先の大山~横尾林道へ。


・大山~横尾林道

この林道はU先輩と大学時代に来た事がある思い出の林道である。
懐かしさとXR650Rでも問題ないだろうかというちょっとの不安を感じつつ先へ。

前回間違った分岐も難なく進み、しばらくすると「これより先車両の通行が出来ません」という黄色い立て看板が。またかい、と思いつつも、ゲートが閉じられている訳ではない事、「禁止」ではなく「できません」という可能性を明示した看板であるとの勝手な解釈で、先へ進むことに(笑)

しばらくして水たまりが。ダートにある水たまりは見かけによらず深いことを思い出す。
避ける事も出来なさそうだったので恐る恐る直進。普通の水溜りだった。


ビューポイント到着。と思いきや先客が。本日林道で会った唯一のライダーでもある。
BMW GS850を駆る彼曰く、オレと同じ方向から来たが、この先にあるV字の轍にはまってどうしようもなく小一時間格闘した後、やっと引っ張り出し引き返してきたとの事。
BMWと違って、軽いしロードクリアランスもあるのでとりあえず引き返さず先に進むことに。

ちなみにここには、いかにも「どうぞ降りてください」と言わんばかりに草が一部禿げている場所がある。この先は奈落の底である。10年以上前にU先輩と来た時も、降りようとする写真を撮ったことを思い出す。降りるというよりは「落ちる」事間違いなしなのだが。


さて、広場から先へ進む。
しょっぱなから轍がすごい。

ちなみにここが一番深かった轍。BMWはここではまったのか?スリムなXR650Rではそうでもなかった。
ちなみに、この写真でXR650Rは轍に立てかけてある。
GSアドベンチャーで来たら、ボクサーエンジンがこの轍にはまって抜けなくなること必死である(笑)


この先が本日最大の難所だった。写真を撮る余裕すらなかったので・・・。
水がちょろちょろ流れる小石&岩盤剥き出しの凸凹下り坂。少しでもライン取りを間違えても、急ブレーキしてもこける事必死。何度かエンジンストールや後輪スライドさせながらもなんとか下りきる。モトクロス要素もあるヒヤヒヤものの長い下りだった。

ぷちモトクロスセクションの後は堆積物満載のフラット。

倒木。


途中、水たまりがぽこんとあり、何も考えずに突っ込んだら思いのほか深くて焦った。
スタンディングだった事と、反射的にアクセルをひねり気味にしたから難なく脱出出来た。

そしてついに、車両通行不可能区間突破!


ここから大幡線への分岐があり、初めてなので逸れて探検してみる事に。
途中でいい感じのビュースポットがあり、撮影。

思えば大学時代にウィリー祐一さんのXR650Rに乗せてもらってから、いつか乗りたいと思っていたバイクに乗って、数十年ぶりの林道を再訪している自分がいる。
ブロックタイヤでなくとも十分に林道走破する能力もある事が分かり、ますます乗るのが楽しくなりそう。

それにしても凄い泥まみれである。
もっとマディなコンディションだったらブロックタイヤじゃないと無理だろう。


悪路を脱したその先に現れたのは電気柵!

「危険!さわるな!」と書いてあるし、あたりを見回すも抜け道はなさそう。
分岐まで引き返して横尾林道へ行くしかないのか?と思いきや、反対側の立て看板にゲートの開け方の手順が書いてある。
カットアウトスイッチなるものを操作してゲートを開く。

ちなみに、ゲートを閉じてカットアウトスイッチを戻した時にちょっと感電した(笑)

ゲートの先には今までの悪路とは打って変わってのどかな田園風景に続く、真っ白な道。
道端には紫陽花が咲いている。



・杉戸林道

長狭街道に戻り、太平洋を目指す。本日最後の林道、杉戸林道を目指すが、入口のゲートは堅く閉ざされている。「この先杉戸林道第6支線入口より杉戸側ゲートへ600m地点において、林道法面の崩落が発生したので通行できません。」との案内が。どうしようもないので大人しく引き返す。


・おまけ
いくつかの通行止めはあったものの、本日の予定ルートを走破しコンビニで軽く昼食。
マル秘スポットに立ち寄ることにする。マル秘なので多くは語れないが、こんな感じ。前日までの雨の影響で水量が多そうに見えたので恐る恐る渡る。膝下が濡れたものの、泥だらけだったXR650Rも半分綺麗になった。



道端に咲いていた菖蒲を鑑賞したあと、帰路へ。


近くの洗車場で徹底的に泥を洗い流す。


今度は他の林道も探検してみようっと。
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2012/06/24 00:00 | Comments(2) | バイク

コメント

社内メールを今日見たので、遅くなってしまいました。が、さっそくブログに遊びにきちゃいました~♪

スゴイですね~ 写真もキレイ!
とっても楽しそうだけれど、私はうまく走れる自信がありません~(笑)

そして、たいした感電じゃなくって良かったです。





posted by T-ritsuat 2012/06/27 21:05 [ コメントを修正する ]
あれ!1年近く放置しっ放しだったブログにわざわざありがとうございます!(笑)
まぁ、オフ車のほうが行動範囲が広いことは確かなのでお互い楽しみましょう!
posted by Ryuat 2012/06/27 23:01 [ コメントを修正する ]

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