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2024/05/03 09:35 |
初夏の房総半島林道
XR650Rに乗り始めて約1年。ただ、オンが主体で一度もオフに行けてなかった。
ブロックタイヤにしてからのほうがいいと思ったからである。

前日までの集中豪雨による路面状態が気がかりだったが、天気予報も悪くないし、気温も低めだったので、まぁ行けるとこまで行ってみよう、という事で特に予定のなかった6月後半の土曜日に房総半島の林道に行く事に。
もう少し気温が高くなると水冷ファンなしのXR650Rでちょろちょろ行くのはちとキツい。

前日にルートチェックをして、翌朝は夜明け前の3時半に起床。

・燈籠坂大師の岩堀トンネル

まず向かったのはこちら。岩を掘ったトンネルが圧巻である。

そのトンネルの先にあるのが燈籠坂大師。ついでにお参りをする。

数十段の階段の先にあるのがこちら。小高い丘に位置する眺めのいい場所である。


・金谷元名林道

さて、岩堀トンネルを堪能した所で、いよいよ本日のメインである林道へ。
富津金谷IC近くから始まる金谷元名林道へ。入口から荒れ放題である。

更に分け入ると軽トラでさえも最近入った形跡がないような有様に。

ところどころ岩盤が剥き出しでスリップ転倒しないように慎重に・・・

しばらくして、林道竹岡線への分岐に出るが、「通行止め」の看板が。

ゲートが閉ざされているわけでもなく進入不可能な訳ではないが、
久々の林道なので大人しくこのまま金谷元名線を走り続けることに。

これを見ても、車が通った形跡がない事があきらかである。

途中でかなり大きな落石が道の半分を塞いでいた。

何のトラブルもなく、金谷元名線を走破し、海岸沿いの保田駅に到着。
長狭街道を東に向かい、次なる林道、山中林道へ。

・山中林道

2009年度ツーリングマップルには「H20現在 土砂崩れのため通行不可」と記載があるが、
行けるとこまで行ってみる事に。
と、県道182号線からの分岐の看板に通行止めを示す赤い×が(写真中央)。


まぁ、行けるとこまで行ってみるか・・・。
が、しばらく行くと自動車が止められておりそれ以上行けない。ちょうど近くの畑でネギを採っていたおばぁちゃんがいたので聞いてみると、「随分前に土砂崩れがあって、今はもう人も通れない」との事。「人も通れない」って復旧する気はゼロだな、と思いつつ長狭街道に戻り、少し先の大山~横尾林道へ。


・大山~横尾林道

この林道はU先輩と大学時代に来た事がある思い出の林道である。
懐かしさとXR650Rでも問題ないだろうかというちょっとの不安を感じつつ先へ。

前回間違った分岐も難なく進み、しばらくすると「これより先車両の通行が出来ません」という黄色い立て看板が。またかい、と思いつつも、ゲートが閉じられている訳ではない事、「禁止」ではなく「できません」という可能性を明示した看板であるとの勝手な解釈で、先へ進むことに(笑)

しばらくして水たまりが。ダートにある水たまりは見かけによらず深いことを思い出す。
避ける事も出来なさそうだったので恐る恐る直進。普通の水溜りだった。


ビューポイント到着。と思いきや先客が。本日林道で会った唯一のライダーでもある。
BMW GS850を駆る彼曰く、オレと同じ方向から来たが、この先にあるV字の轍にはまってどうしようもなく小一時間格闘した後、やっと引っ張り出し引き返してきたとの事。
BMWと違って、軽いしロードクリアランスもあるのでとりあえず引き返さず先に進むことに。

ちなみにここには、いかにも「どうぞ降りてください」と言わんばかりに草が一部禿げている場所がある。この先は奈落の底である。10年以上前にU先輩と来た時も、降りようとする写真を撮ったことを思い出す。降りるというよりは「落ちる」事間違いなしなのだが。


さて、広場から先へ進む。
しょっぱなから轍がすごい。

ちなみにここが一番深かった轍。BMWはここではまったのか?スリムなXR650Rではそうでもなかった。
ちなみに、この写真でXR650Rは轍に立てかけてある。
GSアドベンチャーで来たら、ボクサーエンジンがこの轍にはまって抜けなくなること必死である(笑)


この先が本日最大の難所だった。写真を撮る余裕すらなかったので・・・。
水がちょろちょろ流れる小石&岩盤剥き出しの凸凹下り坂。少しでもライン取りを間違えても、急ブレーキしてもこける事必死。何度かエンジンストールや後輪スライドさせながらもなんとか下りきる。モトクロス要素もあるヒヤヒヤものの長い下りだった。

ぷちモトクロスセクションの後は堆積物満載のフラット。

倒木。


途中、水たまりがぽこんとあり、何も考えずに突っ込んだら思いのほか深くて焦った。
スタンディングだった事と、反射的にアクセルをひねり気味にしたから難なく脱出出来た。

そしてついに、車両通行不可能区間突破!


ここから大幡線への分岐があり、初めてなので逸れて探検してみる事に。
途中でいい感じのビュースポットがあり、撮影。

思えば大学時代にウィリー祐一さんのXR650Rに乗せてもらってから、いつか乗りたいと思っていたバイクに乗って、数十年ぶりの林道を再訪している自分がいる。
ブロックタイヤでなくとも十分に林道走破する能力もある事が分かり、ますます乗るのが楽しくなりそう。

それにしても凄い泥まみれである。
もっとマディなコンディションだったらブロックタイヤじゃないと無理だろう。


悪路を脱したその先に現れたのは電気柵!

「危険!さわるな!」と書いてあるし、あたりを見回すも抜け道はなさそう。
分岐まで引き返して横尾林道へ行くしかないのか?と思いきや、反対側の立て看板にゲートの開け方の手順が書いてある。
カットアウトスイッチなるものを操作してゲートを開く。

ちなみに、ゲートを閉じてカットアウトスイッチを戻した時にちょっと感電した(笑)

ゲートの先には今までの悪路とは打って変わってのどかな田園風景に続く、真っ白な道。
道端には紫陽花が咲いている。



・杉戸林道

長狭街道に戻り、太平洋を目指す。本日最後の林道、杉戸林道を目指すが、入口のゲートは堅く閉ざされている。「この先杉戸林道第6支線入口より杉戸側ゲートへ600m地点において、林道法面の崩落が発生したので通行できません。」との案内が。どうしようもないので大人しく引き返す。


・おまけ
いくつかの通行止めはあったものの、本日の予定ルートを走破しコンビニで軽く昼食。
マル秘スポットに立ち寄ることにする。マル秘なので多くは語れないが、こんな感じ。前日までの雨の影響で水量が多そうに見えたので恐る恐る渡る。膝下が濡れたものの、泥だらけだったXR650Rも半分綺麗になった。



道端に咲いていた菖蒲を鑑賞したあと、帰路へ。


近くの洗車場で徹底的に泥を洗い流す。


今度は他の林道も探検してみようっと。
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2012/06/24 00:00 | Comments(2) | バイク
RIDE & SURF
これまた久々のブログ更新

5月頭に以前から興味のあったXR650R(2001年式DK仕様)を入手。
世界初のアルミフレーム採用オフロードモデル、XR初の水冷、ボア100mのビッグシングルである。


本来は入手後即お披露目する予定だったのだが、諸事情で3ヶ月以上も先延ばし(^^;)
8月頭に新潟は燕温泉へ、でツーリング初陣。
「局地戦闘機」とも揶揄される程の強大なパワーはまだまだ扱いきれていないが、普通のツーリングも楽しかった。高速走行時の震動が半端ない、10リッターしか入らないノーマルタンク、炎天下で10分もアイドルすればクーラントが吹く、とレーサーならではの一般道での扱いにくさもあるが、それもまた愛嬌。

で、今日はサーフィンがてら九十九里までこのXRで行くことに。
天気も良く、海も青かったので太東崎に寄って愛車の撮影会(笑)



こういうところでもちょいちょい入って行けてしまうのがオフ車の醍醐味。
砂浜にも進入を試みたが、ロード寄りのタイヤでは滑りまくって扱いづらかったのでブロックタイヤに履き変えた時に再チャレンジする事に。
それにしてもいい眺めである。




15時半ごろ知人と合流し、サーフィン。



西に日が沈み、東から満月が昇って来てもまだ止めず、結局は波が見えなくなる最後までやってた。






2011/08/14 23:59 | Comments(2) | バイク
伊豆ツーリング
会社の人との今年最後の宿泊ツーは伊豆!
なんだかんだでまた幹事を任されてしまったので、個人的な独断と偏見で、初日の昼飯は猪丼、宿泊地は雲見温泉と決定!
気になる天気は初日は予報どおり小春日和ならぬ小秋日和?で11月末にしては暖かく最高の1日。翌日は午後からの雨予報があったものの、まったく振られずに済み、結果的には〆に相応しいツーリングだった。

11月28日(土)

6時40分頃 真っ赤な太陽が昇る

裾野から伊豆へ向かい、県道127でだるま山高原までひとっ走り。素晴らしい眺めである。

だるま山高原で食べた黒米ソフトクリーム。めちゃめちゃ美味かった!


太平洋展望台より見下ろす戸田港

笹原駐車場。賽の河原のような雰囲気が漂う場所。



稜線上をひた走る西伊豆スカイラインは最高。

県道59に折れ、天城丼を目指す。


こちらが昼飯場所「佐太郎」

4人そろって猪肉の「天城丼」を注文。なかなか美味しかった!


天城街道を南下し、七滝ループを降下。
時間的に余裕があったので更に南下し、石廊崎手前の「あいあい岬」へ。


しばし撮影タイム。黄昏にバイクが映える。


沈む夕日を脇目に宿泊地へと急ぐ。
今回お世話になったのは伊豆の「大漁
天然温泉で体を温め、待ちに待った夕食タイム!


海鮮三昧でどれもこれも美味しかった!さすが網元直営。
夕食後はバイク談義に華を咲かせながら一人、そしてまた一人と心地よい眠りに…zzz

11月29日(日)
午後からの雨予報だったが朝方は晴れ間も覗いていた。
8時半ごろ宿を出て、恋人岬で景観観賞。

その後、また西伊豆スカイラインを走り、戸田港に降りて、海岸沿いを走り東名沼津ICから帰路へ。
途中足柄SAで昼飯を食べて15時には帰宅。
いやぁ~、伊豆はやっぱりいいね!東名と首都高の渋滞さえなければもっと足が向くのにな~。



P.S.今回、新たに買い換えたバイクで参戦したSさんの隼。
マフラーが見れば見るほどカッコイイのである。


2009/11/29 22:05 | Comments(4) | TrackBack() | バイク
紅葉の信州縦断
文字通り紅葉の信州を縦断したレポート。
ビーナスライン~美ヶ原林道~斑尾高原~野沢温泉~草津志賀林道~日本ロマンチック街道
詳細レポート及び写真はこちらからどうぞ。

野沢温泉スキー場より温泉街を望む

カヤノ平にて

2009/10/29 20:28 | Comments(1) | TrackBack() | バイク
追伸:日光~磐梯ツーリング2
先日のツーリングだが、シバタクさん、シゲさんが素晴らしい写真を撮って下さったので追加アップ!

こちらはシバタクさんが撮って下さったCB1000SFの走行写真。
悲しいかな、乗ってるのはオレではなく、シゲさん。
常々重い、ブレーキの効きが悪いと愚痴をこぼしていたオレの為にライテクに定評があるシゲさんが試乗してくれました。
試乗後の一言は・・・「ニューXJRより軽い!止まる!」
まさか・・・百歩譲ってもそれはないだろうと半信半疑。シゲさんの単なるリップサービスなのか、はたまた周りが新車に買い換える中で「隣の芝生が青く見える」状態なのか、真相は迷宮入り(笑)。

そしてこちらはシゲさんが撮ってくれたオレの走行写真。

磐梯吾妻スカイラインの浄土平付近の駐停車禁止区域の火山性ガス地帯で危険を冒して撮ってくれた貴重な写真である。自分の走行写真をこうして撮ってもらえる事は極めて稀なので嬉しい限りである。
シバタクさん、シゲさんありがとうございました!

2009/09/09 01:20 | Comments(3) | TrackBack() | バイク
日光~磐梯ツーリング2
9月4日~5日の1泊2日で会社の人とツーリングへ行ってきた。
目的地は磐梯方面。ならば「ねぎそば」は欠かせないと提案したのが仇?になり、先導を務める事に。
という訳で往路ルート案は6月に内輪で行った時のルートをほぼパクる(笑)。
1日目:いろは坂~山王峠~川俣温泉~湯西川渓谷~大内宿~雄国沼~宿泊場所
2日目:桧原湖一周~猪苗代~磐梯山ゴールドライン~磐梯吾妻レークライン~磐梯吾妻スカイライン


戦場ヶ原


6月の時に比べ天気は良かったが、路面コンディションは前日の雨のせいか一時たりとも気が抜けなかった。おまけに木漏れ日と日陰のコントラストが強すぎて、日陰に散らばる木の葉と石の区別がつけがたかった。
山王峠からの下りで一箇所フロントから滑るも一瞬だったのでなんとか立て直せた…怖かった…

悪路の終点、三河沢ダム入口


昼飯は大内宿の三澤屋で高遠そば&いわなの塩焼き!
皆さんにも好評でほっと一安心。

両脇に稲穂を眺めながら会津若松市街へ。しかしホントに天気がいい。秋晴れである。
日帰り組とは磐梯河東ICで分かれてうちらは雄国沼へ。
薄くもやがかかってて逆光ということもあり、喜多方市街の見晴らしはそんなに良くなかったが、雄国沼は相変わらず綺麗だった。今度はここでテント張ってみたいな~(笑)

17時半頃ホテル到着。特等席にバイクを駐車し、ひと風呂浴びる。

ビールで乾杯し、おいしい夕飯を頂く。日本酒も頼んだがこれが旨かった。

部屋に戻り、コンビニで買った酒で二次会。バイク談義・仕事談義と色んな話に華を咲かせて1日目終了。

2日目も快晴。
昨日とは打って変わって整備の行き届いた中高速コーナーが連続するワィンディングを立て続けに堪能。




11:45、浄土平にて昼飯。ワィンディングも走りつくしたし早めに高速に乗って帰る事に。こんなに気持ちい天気だったのは去年の鳴子峡ツーリング以来かも。
いつもこんな天気だったらいいんだけどね。

2009/09/06 22:48 | Comments(5) | TrackBack() | バイク
葉山お忍びツーリング
「クリスタルラインには亡霊が住む」という噂を聞き、それなら退治してやろうではないか!と息巻き、ちょー久々にXTでの林道ツーリングに行く事に。
が、色々調べてるうちに、ついでに行く予定だった三国峠~大弛峠間の林道で通行止めがあり、迂回しなくてはいけないことが判明。
加えて近年、完全に街乗り専用車と化しているXT250のツーリング適合度は未知数。という事で林道ツーリングは諦める事に。
その代わりに、会社でお世話になっている方のトップケースをもらいに行く事に。
XT250の試験ツーリングも兼ねられるので一石二鳥!

XTで湾岸に乗るのも久しぶり。昔よく深夜にかっ飛ばした道を今日はのんびりと走行車線を走る。こうしてゆっくり走ってみると湾岸線は景色に富んだ走りやすい路線である。
お台場では観覧車、フジテレビ、そして東京湾トンネル。

東京湾トンネルの後は、空港北トンネル、空港南トンネル、多摩川トンネル、川崎航路トンネルと続き、鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジと。

ここらへんは貨物船のクレーンが群立していてさながらキリンの群れのようだ。
ここまで特にトラブルもなく、ネズミ捕りに掴まる事もなく、無事待ち合わせ場所に着く。家まで先導してもらい、早速トップケースを装着!

CB750に乗り換える前のハーレーに装着していたのだが、使わなくなったとの事でありがたく頂きました!ありがとうございます!m(__)m
本格的なオフロード走行では邪魔になってしまうけど、普通の林道走行なら許容範囲である。メットも軽々と入ってしまうのだから脅威の容積である。

さて、天気もいいから軽く走りに行こう、という事になり、三浦半島一周へ。

昼飯は蕎麦と懐石うちくらの開国そば!

そしてまた走り続ける。
が、この頃からXTにおかしな兆候が。低回転時にエンジンがストールするのである。熱だれしてる所に、プラグにうまく火花が飛んでいない模様。だましだまし走らせながら先へと進む。

そして、葉山のMARLOWEでプリンを頂く。

エスプレッソプリンを頼んだが、ご覧の通り、プルプルで美味かった~~。

所々のビーチではウィンドサーフィンを楽しむ人がわんさか。夏も近いね。
ちなみにここから先は渋滞しまくりで(ここまでもそうだったが)、XTも限界。何度もストール。ストールするたびにエンジンもかかりにくく。結局、朝比奈IC手前の下り坂は殆ど惰性で降りて、そこからは高速に乗って帰りました。
低回転時に止まることは分かっていたので下道は避け、リスクをとっても高速に乗り、ノンストップで帰ることに。
しかも、5速だと調子悪いので、4速にして回転数高めで(^^;)
なんとか無事に地元までたどり着くも、家の近くの信号待ちでまたもやストール。20回位キックしてやっとこさかかり、疲労困憊?で帰宅。
キャブ掃除とプラグを変えれば問題ないと思うけどね。
ちなみに240km走って消費ガソリンは6.9!燃費はCBの倍34.68km/l!!
整備をちゃんとして、次こそ各地の林道に一眼レフ携えて行ってみたいものだ。

追伸:キックのし過ぎで靴が壊れました。200回はキックしたかも。まぁ、7~8年履いてたし寿命かな。


S氏には迷惑をかけてしまいましたが、初めての三浦半島楽しかったです。ありがとうございました!


2009/06/20 22:35 | Comments(3) | TrackBack() | バイク

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